本日は我が家で使用しているペグとペグハンマーについて紹介します。
付属のペグとペグハンマー
テントやタープを購入したとき、一応付属品としてペグやペグハンマーが付いてきます。
コールマンの場合、黄色いプラペグとプラスチックのハンマーというセットです。
他にもピンペグなどがついてくる場合もありますが、これらのペグは硬い地面ではうまく刺さらなかったり、刺さっても曲がってしまったりと、あまり使い勝手が良くありません。
どのキャンプ入門ガイド本を読んでも、しっかりとしたペグに買い換えることをオススメされています。
我が家でも、キャンプを始めた早い段階でこれらを使わずに、ペグとハンマーを購入しました。
村の鍛冶屋 エリッゼステーク
ペグの種類には、アルミ、ジュラルミン、スチールなど色々とありますが、人気があるのがスチールの鍛造ペグです。
鍛造ペグのパイオニアといわれているのが、スノーピークの「ソリッドステーク」です。
どんなに硬い地面でもガンガン突き刺さるという丈夫さがありますが、その人気の高さから当時から入手困難でどこに行っても売り切れ。
そこで同じコンセプトで日本国内で製造されていて、ソリッドステークより若干安くて入手しやすいのが村の鍛冶屋の「エリッゼステーク」です。
こちらの赤枠の方です。
エリッゼステークは28cmと18cmの2種類を使っています。
使い分けとしては、タープはガイロープに強いテンションが掛かっており、万が一風で煽られてペグが抜けたりすると非常に危険なので、すべて28cmの方を用いて設営しています。
テントについては、我が家ではサーカスTCであるため、フライシートを止める5ヶ所は28cmを使い、形状を整えるガイロープについてはそれほどテンションが掛かっていないため18cmを使っています。
エリッゼステークは断面が楕円形になっているので、ペグを打ち込むときにクルクル回ることもなくしっかり刺さります。
また、抜くときは90度ひねることで穴が広がり、抵抗が小さくなるので深く刺さっている場合でも抜きやすくなります。
スノーピーク ソリッドステーク
入手困難であったソリッドステークも、しばらくすると一部の店舗で見かけるようになり、こちらも購入しました。
左側の赤枠の方です。
長いペグはエリッゼステークを買い揃えてしまったので、20cmのものを使っています。
こちらも丈夫で、どんなに硬い地面でも全く問題ありません。
ただ、20cmとそれほど長くないので、あまりテンションのかからない箇所での使用をオススメします。
デザインはスッキリしていてオブジェにもなるような美しさを感じます。
スノーピークは山谷産業（村の鍛冶屋）に対し、この2つの鍛造ペグを巡って訴訟提起し法廷バトルとなっていますが、個人的にはそれぞれに特徴がありコピー品とは思えないです。
一方で、Amazonを見ていると中華ブランドでペグ、ペグハンマー、焚火台、テント、コーヒードリッパー（焚火台形状）など、完全コピーといえる商品が多々あるので、こういうのを対処すべきかと考えています。
エリッゼステーク アルティメットハンマー
硬い地面にしっかりペグを打ち込むためには、ペグハンマーも重要です。
我が家では、当初安いアルミ製ハンマーを使用していました。
こちらは何度か使用するとヘッドが折れ、非常に危ないのでオススメしません。
また、ハンマーが軽いとペグを打ち込むために何度も振り下ろさなければならないため、ヘッドが重いほうが楽に打ち込めます。
そこで、エリッゼステーク用に適しているのが、こちらのアルティメットハンマーです。
ヘッドが重いのでパワーが出て、結果的に楽にペグを打ち込むことができます。
こちらは本体が銀色のクロームメッキか、黒色のカチオン電着塗装のいずれかが選択できます。
また、ヘッドは真鍮製とステンレスの2種類から選択できます。
真鍮は少し柔らかいので、ペグ打ちのときに衝撃を吸収し徐々にヘッドが平らに潰れていき、定期的に交換が必要になります。
個人的には衝撃は気にはならないのでステンレスヘッドを使用していますが、全然問題ありません。
最近、柄の部分にレザーを巻き、さらに持ちやすくなりました。
ペグ収納マルチコンテナケース
ペグやペグハンマーを収納するのにコンテナケースを使用しています。
こちらはエリッゼステークと同時に購入した村の鍛冶屋のコンテナになります。
しっかししたものであれば間違いないだろうと思い、キャンプ開始の初期に購入したこちらのコンテナですが、造りが本当にいい製品です。
重いペグを何本も入れたり、予備のガイロープや自在金具も一緒にしまっていますが、設営の道具はこの中に全部揃っているという安心感があります。
結論
ペグとペグハンマーは安全にも関わる部分なので、いいものを使った方が安心です。
その中では、価格と性能のバランスがいい村の鍛冶屋のエリッゼシリーズの製品はオススメです。
ただ鍛造ペグはズッシリと重いので、より丈夫といわれて最近話題になっているチタンペグも気になっています。
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もし、キャンプを始めた頃にチタンペグがこれほど出ていたなら、選んでいたかもしれません。
現時点では、鍛造ペグで何か困っているということはないので、買い換える予定はありませんが、これから購入される方は、検討されてもいいのではないかと思います。
