キャンプで調理をするとき、どのようなクッカーをご利用でしょうか?
以前、鍋などのクッカーセットを紹介しましたが、今回SOTOのダッチオーブンと買い替えたストウブのホーロー鍋についてご紹介したいと思います。
SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ
我が家ではキャンプを始めたかなり初期の段階に、キャンプ料理といえば豪快なダッチオーブンでの調理をイメージし、いきなりSOTOのステンレスダッチオーブンを買ってしまいました。
ダッチオーブンといえば鋳造の鉄製が多く、シーズニングなどの手入れもそこそこかかるものが一般的ですが、SOTOのものはステンレスなので錆びず、シーズニング不要、食べ残しもそのまま入れておき、翌朝温め直して食べるなんてこともできる、非常に優れたダッチオーブンです。
蓋も重厚で、炭を乗せた調理ももちろん可能です。
そこまで色々調べて購入したものの、実際家族だけのキャンプに行くと、それほど凝った料理をつくる機会がありませんでした。
せいぜいつくってもカレーくらいで、ダッチオーブンである意味は全くありませんでした。
そんな状態なので、キャンプにもほとんど持っていくことなく、それならば家でも使おうということでキッチンに置いてみましたが、家の中では蓋が重すぎたりサイズが大きすぎたりと、取り回しが良くありません。
結果的にこちらは手放すことになりました。
製品自体は非常にクオリティが高く、全く問題はなかったのですが、我が家では活躍する場面がありませんでした。
スノーピーク STAUB ピコ・ココットラウンド 22cm
時を同じくして、無水調理が家庭内で話題となり、せっかくなので無水鍋を買ってみようということになりました。
無水鍋で有名なのは、ル・クルーゼ(Le Creuset)やストウブ(STAUB)のホーロー鍋です。
ここで、以前L-Breathの店内をチェックしていたときに見かけたスノーピークが出しているストウブの鍋のことを思い出しました。
ダッチオーブンを使うほどの調理はしなかったけど、せっかくならキャンプにも持って行ける鍋の方がいいな、ということでこちらを購入しました。
なぜキャンプに持って行けるかというと、専用のケースが付いているからです。
これによって、ホーロー鍋でも安心して持ち運べるようになっています。
snow peak glampingシリーズの商品ですが、今はもうグランピング事業自体のブランドになっていて、商品ラインナップは終息している気がします。
無水調理ができるよう、鍋の中の水蒸気が蓋にある「ピコ」といわれる小さな突起から食材に滴り落ちる仕組みになっています。
たきものやポトフなどをつくるときに使っていますが、野菜本来の味が凝縮されて、とても美味しく仕上がります。
ご飯も炊きましたが、ちょっと硬くなるのでまだまだ使い方は研究中です。
ホーロー鍋はダッチオーブンとは異なり、炭や焚き火による直火には使えないので注意が必要です。
また、上から吊り下げるというような使い方もできないので、かなり用途の異なる調理器具であることを認識しておく必要があります。
それもあってか、まだこちらのストウブもキャンプデビューはしておらず、家の中での活躍にとどまっていますが、見た目も美しく生涯保証があるので一生モノの鍋として使っていくつもりです。