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オシャレキャンパーを目指して研究する日々の記録

テントで寝るのはどうする? 〜スリーピングマット編〜


テントを購入したからには、夜はテントの中で寝ることになります。 

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テントの下にはグラウンドシートやインナーテントの床面がありますが、どちらもペラペラの生地なのでその上に直接寝ると大地の荒々しさをダイレクトに背中で感じることになります。

また夜は地面が冷やされ、底冷えで睡眠どころではなくなってしまいます。

自宅で寝るときに使う敷布団の役割りがスリーピングマット(キャンプマット)であり、地面からの衝撃を吸収し、冷気を防いで快適に眠るためにも必要になります。

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インフレータータイプ

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 わが家で最初に買ったのは、コールマンのインフレータータイプのものです。

インフレータータイプとは、中にポリウレタンフォームが入っており、バルブを開くと自動的にある程度まで空気を吸って膨らむものです。

膨らみが少ないと感じた場合は、バルブから直接空気を吹き込むことで自分の好きな硬さまで膨らませることができます。

比較的厚さがあるので、衝撃をしっかり吸収し、空気の層で断熱効果も期待できます。

ここがちょっとイマイチ

寝心地は悪くないのですが、何回か使っていると気になる点が出てきました。

  • バルブから口で直接空気を入れて膨らませる必要があり大変
  • しまうときも空気を抜きながら丸めるので時間がかかる
  • 丸めた状態でも結構サイズが大きい
  • バルブ機能が低下し、使っているうちに空気が抜けるようになる

クローズドセルタイプ

インフレータータイプを3人分膨らましたりしまったりするのが結構な労力に感じ、手軽さを求めてクローズドセルタイプに買い替えました。

クローズドセルタイプとは、柔軟性と弾力性がある発泡プラスチックで作られたマットです。

クローズドセルタイプのいいところは、使うときにパタパタと広げるだけ。しまうときも一瞬でめちゃくちゃ手軽です。

NatureHike(ネイチャーハイク)防湿マット

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まず買ってみたのが、リーズナブルなネイチャーハイクのマット。

片面がアルミコートしてありますが、細かいスペックは不明です。

厚さが1.8cmで、表面がボコボコしていて意外とクッション性があり、悪くありません。

メッシュ状の収納袋が付属しています。

 

クローズドセルの感触がわかったので、これは子ども用にして大人用は本家を購入しました。

THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル

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ネイチャーハイクのマットに比べ、銀色に光沢があり全体的にしっかりした作りです。

寝心地もよく、これは万人にオススメです。

 

ちなみに収納袋は別売ですが、石川県のショップ「オクトス」さんで購入すると、オリジナルの専用スタッフサックが付いてくるのでお得です。

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THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル【オクトス専用スタッフサック付】 (スモール)

THERMAREST(サーマレスト) Zライト ソル【オクトス専用スタッフサック付】 (スモール)

 

それぞれのマットを比較

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収納状態での大きさ比較はこんな感じです。

インフレータータイプだからといってコンパクトになるとは限らず、むしろ一番大きくて重いです。

 

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サーマレスト(左)とネイチャーハイク(右)の収納時の比較です。

 

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サーマレスト(下)とネイチャーハイク(上)の広げた状態での比較です。

【サーマレスト】

厚さ:2cm・幅:51cm・長さ:183cm

【ネイチャーハイク】

厚さ:1.8cm・幅:57cm・長さ:183cm

サーマレストの方が厚みがあり、幅が狭いですが、正直気になる差ではありません。
サーマレストはコンパクトさと快適性を両立させるギリギリのサイズ感をキッチリ研究して出してきているような気がします。

 

結論 

クローズドセルタイプの寝心地が許容できる人は、サイズや設営の手軽さからもオススメできます。

今回比較したネイチャーハイクもコスパがいいですが、間違いないものを使いたいというのであれば、サーマレストのZライト ソルかと思います。

 

さらに良い眠りを追求したい方は、コットと組み合わせると最強の寝床が完成するので、それについては次回紹介します。

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