2016年の春頃にキャンプを始めようと一念発起していろいろとキャンプギアを買い揃えだしました。
しかし、テントを買うと後戻りできません。
タープやチェア、テーブルまでなら日中のバーベキューだけにも使えますし、泊まりの場合でもコテージやキャビンを使うことができます。
ただ、テントを買うということは薄い生地越しに外で野宿をしないといけないわけで、さらにはマットやシュラフなど芋づる式に必要な装備が増えます。
初めてのテントをどうするか?
いろいろと考えてもキャンプをすると決めたからには躊躇しても仕方ありません。
多くのキャンプ場ではレンタルギアもあるので、不安ならまずはそういうのを借りて本当に挑戦できるか試してみるという手もあります。
しかし、わが家はとりあえず購入してしまうことにしました。
このブログで紹介している初期キャンプギアのメーカは大半コールマンであるように、テントも例に漏れずコールマンです。
単純にアウトレットで手に入りやすいので、初期キャンプギアはコールマンが多いです。
そもそも、当時はそれほどキャンプ道具メーカーについても詳しくない上、コールマンといえば有名だし安心だろうというくらいです。
コールマン タフワイドドームⅣ 300
最初に購入したテントがこちらです。
(無駄にタープを小川張りにしてくっつけていますが)
コールマン(Coleman) テント タフワイドドーム4 300 スタートパッケージ 5〜6人用 2000031859
- 出版社/メーカー: コールマン(Coleman)
- メディア: スポーツ用品
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スタートパッケージということもあり、グラウンドシートとインナーマットも付属で、キャンプ(テント泊)をこれから初める人向けの商品です。
3メートル四方あるので、中は広々していて十分立てる高さがあり、雑誌など見ても大定番・オススメ・一推しとかで紹介されるようなテントです。
ここがちょっとイマイチ
個人的に使って思ったことは、
- クロスしたメインポールを一人で持ち上げるのは難しい
(最近のはポールが抜けにくいアシストフックがついている仕様に変更)
- 細かいポールもいくつかあり、どこに通すのか忘れる
- フライシートをポールに固定する箇所が多い
という設営があまり手軽ではないといった不満になります。
さらにツールームテントでもなく、3人家族には寝る部分だけでこのサイズ感はちょっと大きく、キャンプサイトを無駄に専有してしまいます。
買い替えを決心する出来事
とあるキャンプ場で撤収時にテントの裏側を乾かそうとひっくり返した状態でおいていたところ、強風に煽られメインポールが1本折れてしまうということが起きました。
この後の撤収時にポールが折れる
「これは、テントを買い換えろということか」
ということで、新たなテントの検討が始まりです。
ちなみに折れたメインポールは、スポーツ用品店など最寄りのコールマン取扱店で修理を依頼することが可能で、2,000円ほどの修理代で真っ直ぐになって返ってきました。
テンマクデザイン サーカスTCを購入
ニ代目テントをどうするかということですが、なるべく設営が簡単でお手頃なものを念頭に置き、ワンポールタイプにすることにしました。
焚火タープのTC素材を大変気に入っていたことや、タープとテントを組み合わせたときの統一感で、あまり迷うことなくテンマクデザインのサーカスTCに決めました。
人気商品で品切れしていることが多いようですが、当時は普通にWILD-1の店頭で購入できました。
サーカスTCはインナー無しで使っている人も多いのですが、ファミリーキャンプだと虫対策が欠かせないので、インナーテントもあわせて購入しました。
インナーのサイズについて
家族3人で寝るためフルインナーかハーフインナーか迷いましたが、店頭でシミュレーションしたところハーフインナーでもなんとかいけそうということと、若干の土間スペースが生まれるため使用勝手が良さそうなのでハーフインナーにしました。
結果的には寝るだけの空間なので【ハーフ】サイズで全然大丈夫です。土間スペースはサイトを離れる際などにキャンプギアをテント内にしまえるため重要です。
ただ、このインナーはセンタポールのランタンフック部分に吊り下げる構造となっているため、かなり空間が低くなります。
もう少し頂点から張れるインナーになっていればいいのにと、唯一残念に思うところです。
結論
サーカスTCに関しては、インナーの吊り下げ形状はもうひと工夫欲しいところですが、TC素材の風合いや色合い、そして夏でもサラッとしていて冬は温かいという点、また設営の手軽さ、ファスナーのつくり、見た目のカッコよさなど、最高です。
他にもサーカスTCをより便利に使う工夫や、タープとの連結方法、フタマタ化など、まだまだ紹介しきれていないレビューがいくつかあるのですが、それはまた改めて記事にしたいと思います。